SONY MDR-DS1000 [『誘惑』アーカイブ]
※※この記事は、ブログ「ヘッドホン・ミュージックの誘惑」で発表した記事を転載したものです※※
http://blog.so-net.ne.jp/dir_rv05/
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このブログではヘッドホン・ミュージックを中心に紹介しているのだが、
今回は映像鑑賞用のサラウンドヘッドホン環境などを。
SONY MDR-DS1000
サラウンドヘッドホンというと、ワイヤレスが主流で価格も結構する。
それゆえヘッドホン端子がついていないものも多い。
このモデルは、ワイヤレスではなく、付属のヘッドホンを普通に接続するタイプだ。
付属ヘッドホンの質感は、価格的にもいたしかたないが、
しいて言えば、軽くて長時間の鑑賞にも疲れないといった感じ。
だが、実はハナからそのヘッドホンを使用するつもりでは無いのだ!(笑)
SONY デジタルサラウンドヘッドホンシステム MDR-DS1000
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2005/10/10
- メディア: エレクトロニクス
なにより、ステレオミニジャックではあるが、
手持ちのヘッドホンを気軽に接続して使えるのがありがたい。
対戦ゲーム等の使用も考えてかヘッドホンジャックは2つある。
個人的には、1つは標準ステレオジャックにして欲しかったところだ。
デジタル入力端子は光入力端子が1つだけ!
これもコストを考えるとやむなし、といったところか。
今回の購入は、ahtohさんのブログでの紹介記事を読んで興味を持ち、
http://blog.so-net.ne.jp/dir_rv01/2005-11-30
たまたま量販店で試聴機を何度か見ているうちに、
何気にポイントで買ってしまった・・・というお気楽な流れだ。
音的なことで言うと、逆相の成分がサラウンド感を演出しているタイプで、
正直センターのセリフ自体の音質も変わってしまう。
聞き慣れている日本語で聴き比べるとわかりやすいと思うのだが、
まるでごく短いショートディレイをかけたように2重に聞こえる。
なんというか部屋で鳴っているような反響音が足されている感じなのだ。
まあ、楽しく映画を観るための演出だと思えば、意外と気にならない。
あえて言うなら、映画館で聞こえる響きの感じに近いかもしれない。(笑)
サラウンドに関しても、決して後ろから聴こえてくる訳ではなく、
位相がまわってしまっているような音なので、
定位感が宇宙的(笑)というレベルである。
で、実際スターウォーズ・エピソードIIIのDVDを借りてきて鑑賞!
冒頭の大気圏での戦闘シーンでいきなりテーマパーク状態!
楽しいー!
その他年末年始に録り溜めした番組を観る時には、
CINEMAとMUSICの他にサラウンド・オフモードもあるので、
純粋に高級ヘッドホンでの視聴も楽しめる。
「紅白」や「里見八犬伝」や「古畑任三郎」も堪能しました!
ULTRASONE edition7の実体感ある音でじっくり聴くのも良し、
ポタプロで思いっきり楽しむのも良し、
その他、手持ちのヘッドホンでいろいろ楽しくテレビが鑑賞できる。
手持ちのDVDレコーダーが「すご録。」RDR-HX10ということもあり、
チューナーの性能的にも決してハイファイというほどでも無いが、
細かいことを気にしないで結構鑑賞にのめり込める楽しさを感じた。
MDR-DS1000の価格を考えると、コストパフォーマンスは高いと言える!
なにせ、ワイヤレス化と付属ヘッドホンに金がかかっていないのだから!
手持ちのヘッドホンを活かして楽しもうといった向きの御仁には、
ちょっとしたDAC付きヘッドホンアンプというわけだ!
さらにサラウンドモードのオマケ付き!!!(笑)
映像系の気軽なヘッドホン鑑賞には、
中途半端に高音質を謳ったワイヤレスヘッドホンの製品より、
まさにうってつけの製品なのではないだろうか。
そんな感じで我が家では今後もこの製品を楽しみたいと思っている。
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