第3章 SENNHEISER HD205 [『誘惑』アーカイブ]
※※この記事は、ブログ「ヘッドホン・ミュージックの誘惑」で発表した記事を転載したものです※※
http://blog.so-net.ne.jp/dir_rv05/
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本家ブログでも紹介しているのだが、
年末にSENNHEISER HD205というヘッドホンを購入した。
100時間を超え、初期エージングは済んだであろうところで紹介したい。
第1章では、小型ポータブル用ヘッドホンのオススメとして、
同じSENNHEISERのPX200の記事を書いたが、
こちらはHDシリーズのニューモデルという扱いになる。
ゼンハイザーのヘッドホンはこれで3台目の所有になるが、
このモデルのコストパフォーマンスはかなりのものである。
室内用エントリーモデルとしても、
ポータブル用ステップアップモデルとしても、
価格以上の価値を見い出せるモデルであると思う。
デザインもたいへん洗練されており、個人的にはとても気に入っている。
PX200もサイズを考えるととても優秀で、
バランスの良い音を聴かせてくれるモデルである。
HD205は、PX200がクリアさとスケール感を増した感じの音だ。
ハウジングのサイズが大きい分、音に余裕を感じる。
こちらは本来はDJタイプであるので、
右側のヘッドアームを前後に跳ね上げる機能を持っている。
ポータブル用に特化したモデルという訳ではないらしく、
ケーブルは3mあり、折り畳むことはできない。
ただし金メッキステレオミニプラグに、同じく金メッキのねじ込み式ステレオ標準プラグのアダプターが付属するので、ポータブルへの流用も比較的容易に可能である。
ハウジングの付け根は、360度可動するのでフィット感も高い。
この辺の仕様は、価格を考えるとかなりマジメに作ってある印象を受ける。
このため、遮音性も高く、音漏れも少ないので、
ケーブルをまとめ、ハウジングの大きさが個人的に許せる範囲であれば、
ぜひ、気軽に外へも持ち出して欲しいモデルである。
音の傾向としては、最近のDJタイプのフラット指向のバランスよりは、
若干低域を強調した感じで音楽をより楽しく聴かせてくれる。
基本的にはジャンルを選ばないが、
音に明るさがあるので、ポップスやロック、J-POPなどリズムがある音楽が、
とても楽しく感じる音だ。
サイズを考えれば当然のことではあるのだが、
iPodの付属イヤホンとは明らかにスケールが違う世界である。
価格を考えると、この違いは大きなアドバンテージである。
もちろん室内でのPCサウンドやテレビ鑑賞など、
オーディオのエントリーモデルとしても、充分使用可能である。
この場合、3mのケーブルの長さを活かして、
かなりリラックスした姿勢(ゴロ寝状態)での使用も可能だろう。(笑)
サイズや機能的に見て、PX200がポータブル用途に特化した製品であるのに対し、
HD205は本来室内用に設計されているが、
ポータブル用途にも充分流用可能、といったところだ。
サイズ的にも側圧的にも、密閉度はPX200よりも高く、
その分、騒がしい環境での使用にも向いていると言える。
その辺の使用用途の違いも、機種選びの参考になると思う。
30代以上の御仁にとって、ポータブルでの使用は多少冒険のサイズだと思うが、
せっかくなので室内のみでなく、思い切って外でも使ってみてはいかがだろうか?
ご自分で思われるほど違和感無く、街の風景に溶け込めるかも?
関連記事
本家ブログ 「ためごろうのヘッドホン日記」 SENNHEISER HD205
http://blog.so-net.ne.jp/headphones-music/2006-01-05
参考資料
ゼンハイザー正規代理店 ゼネラル通商 サイト内 ゼンハイザー
http://www.gentrade.co.jp/sennheiser/sennheiser.html
正規取り扱い店 フジヤエービック サイト内 ゼンハイザー
http://www.fujiya-avic.co.jp/d-style/sennheiser.html
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