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ATH-CK7 (audio-technica) [日本のメーカー]

    

国産ダイナミック型カナルイヤホンaudio-technica CK7


質感が高く、シンプルだが独自のデザイン性を持った、美しいイヤホンだ


音質も、カナル型イヤホンとしての充分な基本性能を持ちながら、

美意識さえ感じる調整のセンスには、絶妙なバランスの良さがある


気軽に扱い易く、使う程に愛着が湧き、所有する満足感もかなり高い

特に、左右の筐体が触れ合う際の音には、思わずウットリ・・・(笑)


個人的には、世界の銘品だとさえ思うよ! いやマジで!


だって、チタン鋳造筐体のカナル型イヤホンは世界でコレだけだし、

それをこれだけの完成度で作って、実売8000円台で売っちゃうのは、

世界広しと言えど、今のところ日本のオーディオテクニカだけなんだから!


※写真は、ソニー製のイヤーチップEP-EX1(グレー)を装着した様子



ーーー 続きを読む ーーー


1年前に発売された時、CK7はオーテク初の本格カナル型イヤホンだったが、

その後、オーテクのカナル型イヤホン市場への本格的な参入を受けるかたちで、

国内各社のカナル型イヤホンも、だいぶ出揃ってきた感がある

現在では、カナル型イヤホンの市場は益々の広がりを見せ、

海外製バランスド・アーマチュア型も含めたカナル型イヤホン市場全体としては、

実売8000円台の国産ダイナミック型カナルは、今や中堅どころといった感じか





デザイン、作り、構造


チタン製ハウジングの作りは、文句無く美しい

エッジの処理等も含め、コロンとした涙型のデザインは秀逸

ハウジングトップは鏡面仕上げで銀色に光り輝いていて、
L、Rの表記とオーテクのロゴが、しっかりと刻印されている
このへんがプリントじゃないところなど、こだわりを感じる!

ハウジングのサイドは梨地仕上げのいわゆるチタンカラー


モノとしての質感が高く、イヤホンとしては出色の出来映えだと思う


構造的に言うと、ハウジングケース(カバー)側にチタンが使われており、
ステム側(ドライバーの固定側?)は黒いプラスチックでできているが、
いっそ、オールチタンとかだと響きが載り過ぎるのだろうか・・・

ケーブルは左右同一長で、ほどほどの太さと長さで使い易いが、
高弾性エラストマーケーブルと言う割には、使用していてやや絡まり易い気がする

ケーブルの分岐点はしっかりしており、ここにもオーテクのロゴが見える
分岐点の上部には、別れたケーブルの長さの調節用にビニールパイプが付いていて、
これをスライドさせることによって、仮の分岐点までの長さを調節する

変則的な使い方としては、左右比対称の長さ(ソニー式)にすることも可能である
その場合多少短めで、耳まわし装着には無理があるし、
分岐点付近のケーブルが、ややもたついている感じにはなるが、
ごく普通の装着法でいく場合なら、慣れれば使用上問題無いだろう





個人的な装着方法


装着に関しては、気軽にごく普通のイヤホンのような装着もアリだが、
私は、タッチノイズ軽減の意味と、ケーブル部と耳との干渉を防ぐ意味で、
ケーブル部を斜め上方向にして、耳まわし装着している

この方向だと、イヤピースが耳の穴をしっかり塞ぐ際、ケーブル部と耳との干渉を防げ、
少し奥まで容易に押し込むことができる

そのまま耳まわしすると、ケーブルがやや浮き易く、
耳にまわしたケーブルが、引っ掛けた耳から外れやすいので、
たまたまSENNHEISER PMX 70 Sportに付属していたクリップを、
ケーブルの分岐点のやや下あたりに着け、
普段はクリップとしては使わず、単に適度なオモリの役割として使用している
(ER-6i用のクリップER6-55あたりでも代用できそうだ)

こうすることで、ケーブルにあまり負担をかけ無い程度に、
耳の後ろからケーブルに適度なテンションが効いて、耳まわしの装着が安定した

服装などにより、もちろんクリップとしても使えるので何かと便利である





音質について


音には程々の厚みがあるが、比較的スッキリとした音に聴こえる
中高域には独特の響きがあり、確かに目立つが、
イヤピースを選び、きちんと密閉できると低域もしっかりと出ている
基本的にはドンシャリ傾向のやや低域寄りといった感じだが、
比較的クセは少ない方だと思う

国産ダイナミック型のカナルとしては、
高品質でありながら、ある意味でスタンダードな音と言っても良いだろう


高域は綺麗に伸びている
このモデルでは、よく高域がキツいなどと取り沙汰されるが、
個人的にはそれほど痛い高域とは感じない
確かに金属的なクセは感じるので、それが気になる人には耳につくかも

中域はやや凹んでいる感じにも聴こえるが、
高域とのつながりが巧いので、その点はそれほど気にならないし、
ボーカルも比較的聴き易い
ただしそのためか、一部やや上ずった感じに聴こえることの方が気になるかも

密閉が巧く成功すれば、低域の量は充分あるが、
ボワっと膨らんだ感じの響きの成分も多く、解像感は低い
重低音の量は意外に出ており、クリアさは高域程感じられないが、
質感はカナルとしては良い方だと思う





音のバランスは良く、最高域、最低域あたりの量も充分感じられるが、
国産ダイナミックカナルの浅い装着のイヤピースの弱点か、
屋外の騒音下では、やはり低域がどうしてもマスキングされ、
その分、上品な音、もしくはかん高い音に聴こえてしまう

静かな室内で聴くと結構バランス良く聴けるロックも、
騒音下だとやや迫力に欠け、ちょっと厳しい気がする

普段イイ感じの管楽器等も、単調でつまらなくなってしまう感じがする

この辺の事情は、ドライバーの性能や音のバランスが悪いとかでは無く、
単純に遮音性の問題であり、イヤピースの素材や形状の問題だと思う

つまりCK7は、比較的静かな環境で聴いた方がその能力を発揮すると思う
地下鉄でもボリュームを上げずに充分音楽を聴ける優秀な遮音性を持ってはいるが、
そういった騒音下では、音のバランス自体がどうしても高域寄りに聴こえてしまう
このへんは、いわゆる国産カナル式のイヤピースの限界かもしれない

ちなみにメタパナやC700のような音バランスだとその辺には強いが、
逆に静かな場所で聴いた時の低域の量感の多さが気になる人も出て来るだろう

個人的には、CK7のバランスは、ギリギリの抑制が効いたドンシャリで、
ポータブル用途としては、かなり考えられていると思う
私の好みで言えば、もう一声、ドンとイっちゃって欲しい感じだけど(笑)

オーテク純正のイヤピースは、薄手で柔らかく、装着感は良いが、
やや厚めで硬めのソニー製のイヤピースに変更する事で、
多少低域を強調できるので、あくまで屋外用のバランスとして、
自分の好みで変更して使用している

基本的なバランスとしては、オーテク純正のイヤチップの方が良いと思う





中高域の解像感の出し方など、いかにもオーテクらしい気持ち良さがあり、
実は重低音も意外と出ている、といった優秀なカナルイヤホンだと思う
人によっては、スケール感や迫力に物足りなさを感じるかもしれないが、
やり過ぎない、絶妙なバランス感覚は、さすがオーディオテクニカ!

個人的に不満があるとすれば、低域の質感かな
もう少し解像感があって、引き締まった部分があれば、
低域自体の量的にはこのままでも、かなり好みの感じで鳴ってくれそうだ

可聴帯域の広いダイナミック型カナルの醍醐味を、

比較的お手軽に、充分堪能できるモデルだと思う


チタン製の高い質感と美しいデザインといい、

バランス感覚にセンスを感じる音といい、

CK7は、まさに正統派国産ダイナミック型カナルと言ってもいいだろう


適度であり充分な遮音性で、音漏れも少ない

街中や交通機関でも安心して使い易いという点を考えれば、

実売1万円以内のカナルとしては、安心してオススメできるモデルだと思う 




audio-technica ダイナミックインナーイヤーヘッドホン ATH-CK7

audio-technica ダイナミックインナーイヤーヘッドホン ATH-CK7

  • 出版社/メーカー: オーディオテクニカ
  • 発売日: 2005/11/25
  • メディア: エレクトロニクス






尚、CK7を比較的クセの少ないスッキリしたスタンダードな音として捉えるすると、

あくまで試聴での感想だが、

音が結構漏れてもいいなら、音の厚みと広い音場感が魅力のSony MDR-EX90SL、

何と言ってもノリや低域の迫力が魅力のPanasonic RP-HJE70(メタパナ)なども、

この価格帯の国産ダイナミック型カナルとして、良い選択肢かもしれない


特にポータブル用イヤホンの場合、微妙な音質の善し悪しの差を突き詰めるより、

好みや音の傾向でいくつか持っていると、楽しめるのではないだろうか




SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー 「N・U・D・E EX」 MDR-EX90SL

SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー 「N・U・D・E EX」 MDR-EX90SL

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • 発売日: 2006/05/10
  • メディア: エレクトロニクス





Panasonic インナーイヤーヘッドホン RP-HJE70-S

Panasonic インナーイヤーヘッドホン RP-HJE70-S

  • 出版社/メーカー: 松下電器産業
  • 発売日: 2005/04/15
  • メディア: エレクトロニクス




※国産ダイナミック型カナルのイヤピースの装着について少々

比較的浅い装着で、遮音性も程々と言われ、気軽に使い易いのが、
国産ダイナミック型カナルのイヤピースの利点であるが、

ここで気をつけなくてはいけないのが、イヤピースのサイズ選びだ

とりあえず気軽に耳に挿す感じでも、だいたい比較的バランス良く聴こえるのだが、
自分の耳の穴の大きさに、イヤピースのサイズをきちんと合わせ、
しっかり密閉に成功すると、意外なほど低音の量感が変わるものなのだ

その違いは結構大きく、注意深く聴いているとよくわかるのだが、
少しでもズレて、イヤピースと耳道の間に隙間ができてしまうと、
一気にスーっと低音が逃げ、急に高音寄りになるのがわかる

装着の際のコツとして、個人的なオススメ方法

まずは、できれば音楽を流したままで、
ちょうどアクビをするように、口を縦に大きく開けると耳道が開くのか、
その状態でイヤピースを装着すると比較的簡単に深く刺さり、抜けにくくなる

ピタっと密閉された時点で急に低音の量感が増えるのでわかりやすい

さらにしっかり装着するなら、耳の上部や耳たぶをひっぱりながら、
ゆっくり押し込むような感じで装着すると良いだろう

ほんのわずかな深さや角度で、特に低域に大きな違いが出て来る

このへん、意外にアバウトに刺している方も多そうなので、
今一度、確認の意味でもお試しあれ


尚、カナル型イヤホンの装着に関しては、個人差が大きいため、
あくまでご参考程度にお考えください

もちろん、いちいち耳まわしもせず、細かい事は気にしない使い方でもOK!
何よりお気軽がイチバン!というライフスタイルも大いにアリだと思います







関連記事

ATH-CK7 11/25発売!
http://blog.so-net.ne.jp/headphones-music/2005-10-24

ATH-CK7購入のご挨拶
http://blog.so-net.ne.jp/headphones-music/2006-10-24


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コメント 20

moonrabbit

やっぱり金属フェチは持ってないといけないアイテムですねぇ。(^^;
それにしてもいいのか悪いのか・・・好みの差が大きく出るって感じのイヤホンですかね。まぁ、カナル全体的にいえることですが、読んでいて特にそれが顕著に感じられるのかなぁ・・・などと思いました。。。
ある程度モニターに使えるカナルを相変わらず物色中です。(--;
by moonrabbit (2006-11-30 19:06) 

HIRO

凄い長さ(^^; お疲れ様です。
とても分かり易くて(・∀・)イイ!!レビューですね。
自分もそのうちカナルを手にいれなければ。。。

>何よりお気軽がイチバン!というライフスタイルも大いにアリだと思います
ポータブルプレーヤがCDリモコン無しの自分はお気軽度0です(苦笑
なので頑張って環境を充実させたいですねぇ。
by HIRO (2006-11-30 20:16) 

うぃん

ご無沙汰しています^^
う~ん、欲しくなっちゃうなぁ。。。
金属の輝きは素晴らしいですね~やっぱり。

最近はDockも作ったことだし、たまにPHPAを持ち運びますが、やっぱりお手軽が自分には合ってる様な気がしています。
冬は7506とiPod nanoで!^^
by うぃん (2006-12-01 00:43) 

サダー

なんか欲しくなってきたですよ。(^~^;

確かに、挿し方は気になってたんですよね。
あくび挿しをれんしうしてみます。
by サダー (2006-12-01 02:12) 

tamegorou

>らびさん

どもです
このモデルの良さはやっぱりチタンであることに集約されますね!(笑)

音に関しては、取り立てて言う程個性的な感じの音では無いと思います
人によってはオーテクっぽい高域が気になるという程度でしょう
リスニング用として考えれば、かなり無難な音の範疇じゃないでしょうか

ある程度モニターに使えるカナル・・・
結構むずかしいかもしれませんね
ER-4Sでさえ、スタジオモニター向きかと言うとちょっと疑問ですしね・・・
by tamegorou (2006-12-01 06:20) 

tamegorou

>HIROさん

すみません、今回ちょっと気合い入り過ぎだったかもしれません(^^;

ポータブル環境では、お気楽派とこだわる方とハッキリ別れそうですね

私は、せいぜいイヤホンでちょっとだけイイ音派!(笑)
とりあえず、充電が必要なモノはあまり増やしたく無いかな・・・
by tamegorou (2006-12-01 06:30) 

tamegorou

うぃんさん

ご無沙汰でーす!(^o^

金属の輝き!そうですよね
特にチタンものは、なんか所有欲が満たされると言うか・・・(笑)

ポータブルに関しては、皆さんそれぞれのアプローチがうかがえて勉強になりますね

個人的にはiPodが便利で好きですが、実は外出の際、毎回持ち歩いているという程でも無いんです

基本的に持ち歩くパーツをあまり増やしたく無いですし、
ポータブル機の場合、イヤホンは必ず必要になるパーツなので、単純にそれをアップグレードする、というぐらいのスタンスですね
基本的に「良い音」とか「高音質」には必要以上にはこだわっていません
「これぐらいなら許せるかな」という妥協点は、結構低めです(^^;

>冬は7506とiPod nanoで!^^

バッチリですね!
私も冬場は、外でもヘッドホンの使用が増えます
だって、やっぱり耳があったかいですもんねー(笑)
よく、マフラー1枚でセーター1枚分ぐらいの違いはあるとか言いますが、
まさにそんな感じです(^^;
by tamegorou (2006-12-01 06:44) 

haru_one_of_a_kind

チタン(・∀・)イイ!!
左右の筐体がぶつかった時の音は良いですよねー。
私もCM7Tiで何度かやってしまいました(^^;。
 
ところで、公式HPに書いてあるような装着法をすると、
どのような音になりますか?
by haru_one_of_a_kind (2006-12-01 06:51) 

tamegorou

>サダーさん

このモデルに対しては、なんか個人的な思い入れが強くなっちゃいまして、書きたい事を目一杯詰め込んでしまいました(^^;

音的には、案外普通なんだと思います
個人的には、バランスは低域寄りだと思うのですが、
おそらく、高音シャラシャラで解像度高いって印象の人も多いモデルなんでしょうね

あくび挿し(笑)は、あくまでご参考程度に!
人前でやると結構ハズいものがありますが、そんな時は演技力でカバー!
ホントにあくびしてる感じだと、意外や自然な行動に見えるでしょう(^^;
by tamegorou (2006-12-01 06:58) 

k

うーん、長い!><
このモデルは高音よりだとか色々言われてますけど、やや低音よりなんですか。
カナルは本当に聴こえ方に個人差があるみたいですね。

外で使うと低音は騒音で掻き消されちゃうんですよね。だから個人的には低音よりが良いかなと思っています
国産カナルでなくて海外カナルだとその辺はどうなんだろ?
そのうち海外カナルもためしてみたいなぁ

私はもちろん手軽に楽しみたい派です><
by k (2006-12-01 07:03) 

tamegorou

>ハルさん

チタンがぶつかる音の響きはイイですよねー(^^;

公式HPに書いてある装着法を忠実に再現すると・・・
私の場合は、音はスカスカだし、まず、すぐポロってイきますね
ケーブルが耳の前の部分に当たって深くは挿さりませんし、
ちゃんと挿そうとすると、前に向かってハの字に開く感じになってしまいます

耳のかたちは人それぞれでしょうが、
私の場合CK7に関しては、普通の下向き装着でも耳に干渉してしまい、ケーブルの向きを斜め上前方にすると、一番おさまりがイイ感じです

その方向だと意外に装着が安定し、ハウジングのケツが平らなこともあり、
前からはほとんど見えなくなると思います

試聴しはじめの頃は、コロっとしているのでちょっとハウジングがデカいかなーと思っていたのですが、何度も試聴しているうちにコツを覚えて、「なんだ、結構イケるじゃん!」ってことに気づきました(笑)
by tamegorou (2006-12-01 07:16) 

Ryo

デザイン良し!!
メタルの質感も最高。
チタンは自転車でも話題の素材ですね。
そのうちカーボンとかも出るのかな?
by Ryo (2006-12-01 07:21) 

tamegorou

> kさん

ゴメンねー!だいぶ長くなっちゃったぁー!(>o<);

確かに高域にクセがあるので気になる人にはうるさく感じるのかもですね
ちょうどドラムのハイハットや鳴りものあたりの帯域なので、曲によっては目立ちます
それを考慮しても、バランスとしてはドンシャリの低域寄りだと思うんですよね・・・

このへんホント特にカナルは、人によって聴こえ方が違ってくるのでしょうね・・・

ただそれよりちょっと心配なのは、C700もそうですが、
国産ダイナミック型カナルの標準的なイヤピースは、
ホント密閉を保つのがむずかしいと思うので、実は低域が漏れている装着をしているのに気づいていない人も案外多いような気がします

一度その状態を覚えてしまえば、意外とわけ無いことなんですが・・・

ちなみに、彼女にあくび挿しを試してもらったところ、
低音の出方の違いにびっくりしていましたから・・・
今までは、低音が出てないと感じた時は、その日の体調か、
私のダビングの失敗のせいだと思っていたそうです(^^;

そんなこんなもあり、今回の記事では装着法っぽい話にもかなり触れて、余計長くなってしまった、といういきさつもありました

無事汚名返上し、調子に乗って博士にでもなったつもりで、彼女にいろんなイヤホン聴かせたら、高音質で元気なドンシャリぶりがいたく気に入ったらしく、
クオリア・イヤホンを持って行かれました・・・あわわ(;w;)
正直な価格は言ってないだけに、気軽になくされそうでコワひです・・・

>海外カナル

おそらくイヤチップの問題が一番大きいと思うのですが、
ER-4Sの場合、3段フランジとかだと、逆にしっかり密閉はし易いですね
黒スポンジは、しっかり装着しても素材に低音が吸収されていそうです
ただし、ちょっとした向きで全然違ってくるというのは同じかもしれません
方向を定める意味でも、黒スポンジの方がちょっとむずかしいかもです

ER-4Sの記事でも書きましたが、

1 奥までしっかり装着し、
2 充分密閉度が保たれた状態で、
3 鼓膜への方向が定まった時、

という、距離と密閉と方向の3つが重要になってくると思いますね

重要度で言えば、2 密閉≧3 方向>1 距離って感じでしょうか

基本的には、カナル全般で言えることだと思います
by tamegorou (2006-12-01 08:17) 

tamegorou

>SWEET16さん

CK7のデザインと質感は、世界に誇れるレベルだと思います!(^^

スピーカーでは、チタンやカーボンは既に使われているようですね

ヘッドホンのドライバーではチタンメッキあたりが出て来たところで、
ハウジングにチタンを採用しているのは今のところオーテクだけ、
特にカナル型イヤホンでは、このCK7だけだと思います
それで8000円台とは、個人的にはかなりおトクだと思いますねー!

カーボン製のハウジングのイヤホンとか、あるといいなー
私が知らないだけで、もうあるのかな???
by tamegorou (2006-12-01 08:32) 

うぃん

>>「これぐらいなら許せるかな」という妥協点は、結構低めです

僕もです。
MX500やE931の音でも、本当は全然満足できちゃいます。
昨夜久しぶりにMX500を使ってみたら、普通にいい音だなぁと感動してしまいました。。。
なぜ高いヘッドホンやイヤホンを買うかというと、好みな音になるだけ嬉しいからですね。イイ音になるに越したことはないというか^^;
あとは単純に楽しいからでしょうか。。。(笑

耳が冷えると痛くなっちゃいますからね!
防寒具としての機能も果たしてくれるヘッドホンは重要です(笑
ボーズのオンイヤーヘッドホン、気持ち良さそう。。。
by うぃん (2006-12-01 17:40) 

tamegorou

>うぃんさん

確かにあらためてE931など聴いてみても、解像感はほどほどにしても、
全然コレでオッケーじゃーん!、みたいな部分もありますよね(^^

開放型インイヤーの素直な表現には、やはり魅力があります

防寒具としてヘッドホン・・・冬場はアリですね!(笑)

屋外で使用すると、結構汗をかいてムレたり、結露等もあると思うので、
あまり高価なヘッドホンは、長持ちさせるなら屋外使用は避けた方が無難でしょうが、普段使いのヘッドホンなら、むしろ気にせずガンガン使いたいものです(^^
by tamegorou (2006-12-01 20:39) 

k

あくびは試したことないです(笑)

私の場合はあまり深く突っ込むと、イヤピースが歪んでかえって隙間が出来てしまうみたいです。

↓を実践すると個人的には丁度良いかな
 Q. 俺これが初カナルなんだけど、すごい篭り/低音スカスカすぎ じゃね?
 A. 本体を耳穴に突っ込むのではなく、耳に蓋をするようにしてみてください。


海外カナルの話は国産と比べてどれくらい遮音性があがるのかなぁと言った話です。
ER-4SかE4cあたり買えばいいのかな?
by k (2006-12-02 18:49) 

tamegorou

>耳に蓋をするようにしてみてください。

考え方としてはそれで正しいと思いますね
自分に合った装着を見つければいいのだと思います

確かに無理すると、イヤピースのかたちが歪んでしまう場合もあると思います
そんな時は、ゆっくりグルっと一周まわしてみるとうまくいくこともあります
耳穴の曲がってる方向に合ってない場合もありますし、
穴に対して大きすぎる場合もあるでしょうね

以前2ちゃんねるでも、3段フランジの3段目にどうしてもシワが寄っちゃうという人がいて、3段目のフランジの裾を1、2ミリ程度ミニスカート化する話なんかもありました

ER-4SはiPodでもCDによって音量ギリギリの場合もあるかもです
普通にポップスやロックなら全く問題無い程度ですが、
クラッシックは録音によっては微妙かも・・・

ER-4Sは解像度が高く、基本的にはフラット
ただ、個人的には、低域方向の倍音に関しては、「ホントにフラットに出てるのか?」みたいな感じがしてます
ベースとかの倍音構成がなんか偏ってる気がする場合もあって、
極端に言うと、1オクターブ高く聴こえるような印象さえあります
良く言えば、品の良い美音系で、高域はハッキリ系
低域も基本的にはタイトでヨイです

E4cは試聴ですが、もっと元気で楽しく聴ける印象でしたね

遮音性に関しては、国産カナルの標準イヤピースより、
やはり1段上の遮音性だと思います
ただし、飛行機や地下鉄等の重低音のノイズは防ぎきれませんね
by tamegorou (2006-12-02 19:25) 

tamegorou

あ、 kさんすみません
なんかERの記事のコメントとごっちゃになってしまいました(^^;
by tamegorou (2006-12-02 20:39) 

しわ

やっぱり、日本のメーカーのほうが造りがしっかりしているのでしょうか?
by しわ (2010-03-02 15:57) 

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