SSブログ

PS Audio Digital Link III店頭試聴記 [その他の機器・製品]

アメリカのPS Audioから新しく出たDAC、Digital Link III(以下DLIII)

私は、同じメーカーのプリアンプを使用しているということもあり、

発売前から気にはなっていたのですが、

フジヤエービックに試聴機があるというので、実際聴きに行ってみました






ーーー 続きを読む ーーー

同じPS AudioのGCHAと、Lehmann audioのBCL PRO、
それぞれのヘッドホンアンプで試聴させてもらいましたが、

基本的に色づけ感が少なく、とても素直で、
個人的にはどちらのアンプでどんなジャンルの音楽を聴いていても、
それほど違和感のようなものは感じませんでした


とてもクリアで解像度も充分高く、細かなニュアンスも感じられます

私にとっては、何の問題も無い、というしかない音だと思います


GCHAと合わせると、とても伸びやかな音で、充分厚みもあり、
芳醇でかつ洗練された感じの音で、

BCL PROでは、ややスッキリとした方向で、
多少輪郭のカッチリ感やハッキリ感が加わる感じです

どちらの場合も、情報量的には充分な密度感があると思います

ゆったり気持ち良く聴くならGCHA、
スピード感でガッツリ聴くならレーマンかな?
GCHAとの相性はもちろんさすがですが、
個人的にはレーマンとの相性にも好感が持てました





96kHzモードと、192kHzモードについての感想


最初、96kHzと192kHzの違いは良くわからなかったのですが、
じっくり聴いてみると、曲によっては結構違いがありますね
2度楽しめるという感じです

たまたまドラムスのハイハットやら鳴りもの系が、
ちょうどその変化がわかりやすい帯域に入っている場合、
結構聴いた感じの印象が変わるもんだな、と思いました

明らかにハイハットや鳴りもののトーンが変化し、
聴感上はやや引っ込みながらも、高域の成分が繊細に広がるような感じです
引きつつ伸びて、広がる感じ(笑)
変に強調されずに、より微細なニュアンスが出るといった感じですね

本当は超高域に、より大きな変化があるのでしょうか
試聴では、そこまではハッキリはわかりませんでしたが、
なんとなく、そんな感じがしました


単体DACを持っていないので、
あくまで、これまで試聴してきたモデルでのイメージでしか言えませんが、

乱暴に言うと、DA10のような音が、m902のような音に近づく感じ(笑)

96kHzでは、DA10よりはやや線の細さや硬さを感じる場合もあり、
192kHzでは、m902のような高域のきらびやかさも少なく、自然なイメージ
ただし、モニターライクな音では無く、独特の透明感と広がりがある感じ
(あくまで遠い記憶との比較イメージですので・・・そのへんはご容赦を! w)





96kHzでは、音源による中高域の雑味や粗の違いもわかりやすいので、
そういう意味では、とても素直に鳴らしている感じがします

その点は、DA10の方が、いかにも自然ぽく聴かせながらも、
あまり粗を感じさせないなめらかさや適度な柔らかさがあったような気がします
音場はDA10より広い感じがしましたが、
あくまでヘッドホンアンプを通しての感想なので、一概には比較できないかな

あくまで192kHzモードと比べてですが、
帯域バランス的には、あえて言えば、ホンのちょっとカマボコっぽいニュアンスで、
音全体としてみるとやや丸みがある感じで、音場の広さもほどほどにあり、
中高域は音源によってはやや硬い感じに鳴る場合もあるのですが、
なんというか、中域あたりにエネルギー感があるというか、
素直で、無理に上下に均しきっていない感じの音には好感が持てました

個人的にはDLIIIの96kHzモードの音は結構好きですね
音楽によっては、むしろコッチも全然アリかなぁと思いました
特にレーマンで聴く96kHzモードは、なかなかツボでしたね!
粗めの録音やワイルドな音楽の場合、「らしさ」を感じられます


192kHzでは、高域がより繊細になりつつ伸びる感じですが、
高域の強調感は、DAC1は元より(笑)、m902よりも少ない感じです
音場感も少しですが広がる感じがしました

何と言えばいいのか、より繊細になりつつ広がる感じというのでしょうか、
決してドンシャリ方向に鳴るという感じでは無いのに、
明らかに高域がスーっと伸びて広がる感じがしました
音がやや上品になりつつ、スケールは広がるという感じですね

同じような事が、低域側でも起こっているのかもしれませんが、
今回の試聴では、そこまではハッキリとはわかりませんでした


あくまでイメージですが、あるがままをガッツリ聴きたい時は、96kHzで、
よりなめらかに気持ち良く聴きたいときは192kHzでと、
私の場合なら、曲や録音によって、ぜひ使い分けてみたいなと思いました

実際はごくわずかな違いなのだと思いますが、
曲によっては、その差が結構わかりやすい場合もあると思いました
スピーカーで聴けばさらに違いが良くわかりやすそうだなぁ、と思ったりもしました





デジタル機器の進歩とは早いもので、
今回のDACには、漠然とながら、世代の違いのようなものを感じました

192kHzモードでの高域の強調感の少なさは、
今まで試聴したモデルの中でも、特に印象的でした
なんというか、痛く無いのに、キツくないのに情報量が多く感じられる高域、
そこらへんの処理の仕方が、より巧みになっているように感じました

いよいよ本格的に高品位な音に近づいて来たぞ、という気がしました

すでにどこか高級リスニングの香りすら感じられます

96kHzモードと使い分ければ、幅広く楽しめそうです

そのあたり、充分購買意欲をかき立てられましたねー(笑)

さあ、どうしよう???

現在、DAC購入候補として、DAC1とDLIIIで検討中です

完全無欠の超絶カッチリクリアでモニターライクな世界へ突き進むか、

より高品位で音楽的な高級リスニングの世界の入り口へと足を突っ込むか

特にDLIIIは、音楽や録音によってモードを切り替えられるのは、かなり魅力的!

大いに悩むところです 


今回、ヘッドホンはフジヤの試聴機のedition9と、持参したedition7で

以前から思っていたのですが、
edition9のハウジングって、ブラックというより、ややガンメタっぽくない?
グレーがかってるというか、けっこうメタリックな感じの光沢感があるような・・・



参考資料

正規販売店 フジヤエービック サイト ヘッドホンアンプ
http://www.fujiya-avic.co.jp/d-style/headphoneamp.html

国内正規代理店 完実電気 サイト PS Audio
http://www.kanjitsu.com/jp/psaudio.htm
(サイト上では、まだGCHAとDLIIIはラインナップされていないようです)


nice!(10)  コメント(32)  トラックバック(2) 
共通テーマ:音楽

nice! 10

コメント 32

moonrabbit

悩んだいるなら両方とも・・・d( ̄  ̄;)☆\(ーー
経年とともにガッツリよりのんびり爽やか路線に移行しましたおっさんとしては将来買い換えるならDAC1、ずっと使うならDLIIIに・・・なんて考えますが、きっとためさんは1台で済むわけが無いと(笑)。
そうなると悩んだら両方ともが正解ですねwwwwwwww
by moonrabbit (2006-12-09 09:23) 

star-dust

Digital Link III・・・マジでよさそうですね。
来年の最初の獲物に本気でなりそうだ・・・。
これとGCHAをメインシステムに、m902をサブにという私にはもったいなさ過ぎる環境構築を考えていたり・・・。
by star-dust (2006-12-09 10:22) 

うぃん

スッキリめで、キラッとした感じのHD650の音も楽しかったですね。
ピアノの音と相性が抜群という感じ。
まぁ、禅なのにAKGっぽくなっちゃった感はありましたが。。。
僕もBCLとの組み合わせがよかったです。
というか、僕はBCLが欲しくなっちゃいましたね^^;
デザインもいいし、かなり魅力的ですね!
GCHAと並べて使うのもいいかも!
by うぃん (2006-12-09 11:20) 

ahtoh

そしてさらに安定した音を求めて、P500PLUSも・・・d( ̄  ̄;)☆\(--

僕も次に買うならDACなんでしょうが、ひとまずはこれで十分に感じているので、保留しておきます(^^;
by ahtoh (2006-12-09 11:40) 

adik

僕もDAC1とDLIIIで迷ってます。
解像度の高いモニター的ハイファイサウンドが好みなので、
DAC1なのかなーと思っていたのですが、
DLlllはオペアンプを使わずアナログ段に力を入れているということで
その分有利なのかな?とも思ってしまいます。
うーむ。。
by adik (2006-12-09 11:42) 

tamegorou

>らびさん

深い配慮、ご提言ありがとうございます
ずっと使うならDLIIIに・・・確かにそんな感じですね・・・

DLIIIがDAC1と比べてナローかと言えばそんな事は無いですし、
BCL PROで聴いた感じでも、DAC1単体より輪郭の強調感は少ないと思います
(まだDAC1をBCLを通して聴いた事が無いのでアレですが)

自宅に帰ってきてDLIIIの音がとても印象的で忘れられません(笑)

デジタリックな要素とアナログっぽい要素が透明感を持って融合しているような感じ・・・

ただそういう方向性の音としては、ある意味でとても基本的でクセの少ない部類だと思います

もっと厚みや低域のパワーなどを感じさせるDAC 64Mk2など、高級DACはさらにアナログな作りの部分にそれぞれの機種が個性を持っている気がしますし

ヘッドホンアンプ選びの時は、最もクセが少ないと感じたBCLと、芳醇なP-1やGCHAで迷ったのですが、今回もじっくり考えてみます
by tamegorou (2006-12-09 13:00) 

tamegorou

>star-dustさん

GCHAとの相性の良さはさすがでしたよ!(煽り)
濃密さとスピード感のどちらも犠牲になっていません

>m902をサブに

きゃー(笑)!
なんという羨ましいシステムでしょう・・・(^^;
by tamegorou (2006-12-09 13:06) 

tamegorou

>うぃんさん

DLIIIとGCHAを並べたら、デザイン的にも結構高級システムっぽいですよね(^^

個人的にBCLの音って、100オーム以下の比較的低インピーダンスの密閉型ヘッドホンに良く合うような気がしてます
さらに言うと、HFIシリーズあたりの世代のS-Logic機とは抜群の相性!
・・・のような気がして買いました(笑)
by tamegorou (2006-12-09 13:15) 

tamegorou

>ahtohさん

電源部は大切ですから、私もいずれは欲しいところですね(^^
まずはDACかな?
私の今の状況だと、マックからデジタルで受けているのは10数年前のDATですから・・・(^^;
by tamegorou (2006-12-09 13:18) 

tamegorou

>adikさん、はじめまして

DLIIIの解像度はモニタークラスと比べてひけをとりませんでしたね
音場が広いので、その感じがモニターライクでは無いのと、
音がカッチリしている印象が無いだけで、
性能的には十二分に高かった印象です
それで私も迷ってます(^^;

アナログの部分が巧く活きているのだと思うのですが、
決して性能を犠牲にするほど主張している感じではありませんでした
そのへんが、なんとも巧みにも思いますし、
本格的な高級機とはやや違う面なのかもしれません

P-1あたりと組んだらかなり良さげだなーとも思いましたね
by tamegorou (2006-12-09 13:28) 

HIRO

読んだ感じでは自分はDLⅢでしょうか(^^
>独特の透明感と広がりがある感じ
ということでDLⅢ 192kHZがもっとも好みそうです。自分が稼いでて余裕があるなら両方買っちゃいますかね( -∀- )多分無理でも買ってそうです。。。
by HIRO (2006-12-09 16:37) 

k

かっこいいですね!

ヘッドホン端子が付いてないところがDACに全力投球しましたって感じでいいですね。うーん、欲しい><
試聴出来ればいいのですが・・・

フジヤさんでは価格が問い合わせになってるけど、こそーり値札が写ってますね(・∀・)
by k (2006-12-09 20:50) 

tamegorou

>HIROさん

私の場合、とりあえずシステムをひとつ完成させるところですね(^^;
DLIIIは良い候補になると思います
by tamegorou (2006-12-09 20:58) 

tamegorou

>kさん

いわゆる単体DACというのでしょうか

>こそーり値札

あらー???(゚∀゚.l!|

良い意味で普通に良い音で、情報量的にも十二分
解像度も音場感も文句無し
音場感に関しては、GCHAとBCL PROで聴いた印象ですので、直接DLIIIの評価はできませんが・・・

あとはアンプやスピーカーやヘッドホンに任せたよって感じの部分もあって、色づけされ過ぎていないのは好感が持てました
by tamegorou (2006-12-09 21:07) 

skyy_golf4

持っている人も参考になるレビュー(笑)お疲れ様です。
コメントの中でP-1と組んだらかなりよさげ、というご意見がありましたが私もそう思うんですよね~。・・・P-1の音は聴いたことがありませんが(笑)、それでも絶対合いそうな気がします。
P-1がもっとコンパクトなら今回突撃したんですが・・・残念。
by skyy_golf4 (2006-12-09 23:11) 

haru_one_of_a_kind

かなり良さそうですね!
レビューを読むと、DAC64より好きかもしれません(^^;。
 
試聴しに行って、ほしくなったらどうしよう(((゜Д゜;)))。
by haru_one_of_a_kind (2006-12-10 07:38) 

tamegorou

>skyy_golf4さん

お持ちの方には、大変恐縮です(^^;

個人的に、P-1はヘッドホンアンプとしてはハイエンドオーディオの魅力を持ったモデルと言って良いと思うので、そのへんと合わせるとかなり良さそうだなと思いましたね
by tamegorou (2006-12-10 17:47) 

tamegorou

>ハルさん

DAC64の重厚さ、芳醇さは質感も高く、とても魅力的ですが、
個人的には、やや音楽や録音を選ぶ傾向を感じました
特に私が好きなタイプの音楽には、ちょっとビミョーかも・・・(^^;

私はどちらかと言うと、ぶ厚い音の方向より、スッキリした方向の音の方が好きみたいですね
密度感はとても大切ですが、なんというか音の輪郭やキレみたいな部分に、スッキリしたものを感じたいと言う感じ?(あー日本語がヘンだぁー)

そういう意味ではDLIIIの音は、どんなジャンルの音楽を聴いてもジャマはしないような気がしました
高級リスニング的な、独自の魅力やクセという意味ではちょっと弱いのかもしれませんね
by tamegorou (2006-12-10 18:01) 

モッズパンツ

後ろの国内最安価格のポップが気になりました。w (ノ∀`) アチャー
tamegorouさんの分析力は本当にスゴイですねー。 (^ω^)b

(^ー^)ノシ
by モッズパンツ (2006-12-10 20:55) 

tamegorou

>モッズパンツさん

>国内最安価格のポップ

店内のいろんな製品に貼ってありましたね
確かにお安いです(^^

分析というより、聴いて感じたまま書いてるだけですよ(^^;
単体DACを持っていない人間の素直な感想です
by tamegorou (2006-12-11 06:42) 

Ryo

悩んだいるなら両方とも逝って
漢に・・・d( ̄  ̄;)☆\(ーー

私も国内最安値が気になりました。
by Ryo (2006-12-11 08:04) 

Chris

DAC・・・DACも買わなきゃなぁ・・・ひぃヽ(;´д`)ノ
by Chris (2006-12-11 09:26) 

tamegorou

>SWEET16さん

そうですね・・・
ヘッドホンの場合、挿し変えるだけで済みますし、
場所さえあればスピーカーも2組くらいなら切り替えが可能ですが、
DACやアンプの場合は、その都度配線まで繋ぎ変えなくてはいけなくなる場合が出てきます
システムを複数組む感じならそれも楽しそうなんですが、
私の場合は、これからメインシステムって状況なので・・・(^^;

国内最安値、ホントにお安いですね
店内見てたら、JM labのトールボーイのスピーカーとか、ハンパじゃなくお安くなっていて、思わず欲しくなっちゃいました(笑)
by tamegorou (2006-12-11 10:16) 

tamegorou

>Chrisさん

単体DACは、優秀なCDプレーヤーをお持ちの方なら、
必ずしも必要というわけではないのでしょうね

うちはMacとお安いCDPなので効果はあると思うのです
by tamegorou (2006-12-11 10:23) 

KOZZ

DLⅢですが、電源投入して半日くらい?は音が微妙で。。。おかげで変な印象を最初もってしまいましたが、今では「素直な音」という意見には大賛成です(^^

あと、96Khzと192Khzの音は、差は多少感じるのですが、上手く言葉にできませんでした。なるほど、「なめらか」というのが一番しっくり来る説明かもしれませんね。
私はあと、192Khzのほうが多少音が「濃く、彫りの深い音」になると感じています。
by KOZZ (2006-12-12 02:16) 

tamegorou

>KOZZさん

どうもー、残業お疲れさまでーす!(^^

確かにDACは電源投入時はやや安定度に欠ける感じがしますね
m902は2、3時間でだいぶ安定する感じですが、
スイッチ無し系は安定するまで時間がかかる傾向なのかもしれませんね

>192Khzのほうが多少音が「濃く、彫りの深い音」になると感じています。

さすが、参考になります!
その辺が試聴ではハッキリ言い切れない部分でしたが、なめらかになりつつ情報量が増える感じがしたのは、確かにそういうことなのかもしれません

あと、これはちょっと邪道な聴き方かもしれませんが(^^;、
比較的ガチャガチャした感じのダンス系やJ-POPなどは、
192kHzだと聴きやすくなる反面、
どこか「らしさ」が減るような印象がありました

乱暴な言い方をすると、録音の良い曲は、192kHzによって、
より良さが引き出されるのですが、
引き出せるものがあまり無いような録音の曲は、
むしろ退屈になる場合がある、ように感じました

音楽としては明らかに192kHzの方が美しくなめらかなのですが、
場合によっては96kHzの方が楽しめる、という気がしました

この辺は、あくまで私の個人的な主観だとは思いますし、
DLIIIに限った話では無く、常に感じてしまうことでして・・・

今のところ、個人的には、優秀録音盤の再生に照準を絞った環境では、せっかくの魅力を失ってしまうようなチープな録音盤が多過ぎて、そこらへん、まだまだ楽しく聴きたいと思うジレンマがありまして・・・(^^;

私が感じるedition7の利点を最大限活かせる環境を、
私なりになんとか構築したいな、と画策中であります

ただ、そういう意味でもこのモデルが192kHzオンリーではなく、
96kHzも選べる点は、私にとってはポイント高いです!(笑)
by tamegorou (2006-12-12 04:22) 

RIK

最近は比較的低価格の層が充実してきているので、
PCオーディオをやり易くなってきましたねぇ、
一昔前ならDACなんて一体型CDPに満足できない人向けで、
最低でも50万オーバーからって感じでしたし。

アップサンプリングに関しては、
スピーカーで聴くと良くわかるかもしれません、
倍率を上げるほど音が遠くなるんですよね、
また、曲によっては中低域が薄くなる場合も感じられます、
その辺のバランスを考えながら使い分ける形になるかなと、
ウチの場合は88.2KHzでほぼ固定状態になってますが。

176.4KHzだとジャズだとハイハットが洗練されすぎて、
小奇麗に鳴る感じがして、ちょっと違うだろーと思ったり、
やっぱり歯ごたえは有る程度有った方が良いと思うんですよ。

後、電源投入後のお目覚めまでの時間は酷いのになると一日二日掛かるのが存在しますょ、
ウチのSCD-1は一日位で、SCD-DR1は二日位まで音が寝ぼけてますし、
ワディアかどっかはメーカー直々に72時間通電してから聴いてくれ、
って説明書に書いてあったりします(苦笑
by RIK (2006-12-13 11:09) 

tamegorou

>RIKさん

うーん、さすが!参りました!!!
コメントを読ませていただきながら、私が試聴時にはそこまでハッキリとわからなかったことを次々にご指摘されていて、「そうそう、そんな感じだったです!」と思わず声を上げて納得してしまいました

まさしくおっしゃる通りそのまんまな印象でした!

私にはきちんと認識しきれず説明できなかったのですが、
高域が引きながら広がる感じとか音場感が広がる感じは、ひとことで言えば、まさに「音が遠くなる」感じだったように思いますし、私にはあくまでイメージでしかとらえられていませんでしたが、中域のエネルギー感の減退のようなものも、確かに感じました
「ハイハットが小綺麗に鳴る感じ」とか「歯ごたえ」とか、読んでいて、RIKさんの言葉の的確さに驚くとともに、自分の考察力の浅はかさ、表現力の乏しさに絶望しました・・・orz

電源投入後のお目覚めまでの時間も、もっと強者もあるんですねー(笑)

これからも、なにとぞご指導よろしくお願いいたします
by tamegorou (2006-12-13 12:02) 

とんかつ

よさげなDACですね~
使い回しもイイ!
私の場合押し出しといったところも気になるところ・・・
が・・・後方に広がる音の群れ・・・これが決め手なんです・・・

まあ、年をとったのでしょう(ガッカリ+ニッコリ)。
この価格帯で??
いいですね~    ぷ~
by とんかつ (2006-12-15 22:54) 

tamegorou

>とんかつさん

お久しぶりです、相変わらずお忙しそうで何よりです(^^

実際、個人的にはスゴく気に入りました
なんか2度楽しめる感じです
私はおそらく96kHz中心で楽しんじゃいそうですが(笑)、
しばらくジックリ楽しめそうな気がします
そしてある時、ふと192kHzの快感に気づく、みたいな・・・(^^;

>後方に広がる音の群れ・・・これが決め手なんです

ホントはそういった部分が大切ですよね・・・
私はまだまだだなぁ・・・
by tamegorou (2006-12-15 23:41) 

サダー

”デジタルのハイエンドオーディオ”ってのがもうひとつピンときてない。。。。てレベルですが。
つまみの少ないものほどキケンということですね!d( ̄  ̄;)☆\(ーー;)
by サダー (2006-12-17 12:51) 

tamegorou

>サダーさん

どもども!
そうですねー、CDからいかに情報を引き出すか、それをいかにアナログに戻すか、ということでしょうから、難しい問題ですね・・・

先日のハイエンドヘッドフォンショーで聴いたアナログプレーヤーのシステムの音を思い出すと、デジタルのハイエンドオーディオって、可能性は無限ですが、それだけに手綱さばきはかえって難しいのかもしれません

どちらにせよ、ひと言で言えば、「痛く無い音」(それでいいのか???)

私にとっては、まだまだ聴き慣れない世界のように感じてしまいます

>つまみの少ないものほどキケン

それは意外と当たってるかも!!!
by tamegorou (2006-12-17 14:11) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。