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くつろぎのモニター ATH-SX1 [購入しなかったヘッドホン]

オーディオテクニカのモニター用ヘッドホンにATH-SX1というモデルがある。
業務機扱いらしく、店頭では見かける事も少ない気がする。
取り扱いのある、中野のフジヤエービックさんにお借りした。

パッケージといっても、ごくシンプルな白い紙の箱で、
社名ロゴとモデル名とMADE IN JAPANの文字が印刷されたラベルが、
箱の隅に小さく貼ってあるだけ。
こうした素っ気なさは、いかにも業務機だ。

だが、モニター用としての基本性能は充分持ちながらも、
聴き疲れしない音調で、装着感もかなり良好。
音楽的な表情も持ち合わせた、
リスニング用としても充分流用できる貴重なモデル。

自分と音との距離感が掴めると、聴いていてとても心地良い音だ。


audio-technica ATH-SX1は、ズバリ、くつろぎのモニターである。


※※2007.02/22 追記しました※※




ーーー 続きを読む ーーー

『くつろぎ:パート1 音場感、距離感』

密閉型モニター機特有の、音が近く音場感の狭い音だが、
目の前に張り付くような感じでは無く、それが一歩下がった感じの鳴り方。
音の厚みは普通にあるが、奥行き方向の音の立体感には欠ける。

小編成の場合は見通しも良く、一列に綺麗に並び、なかなかイイ感じの音場感だが、

オーケストラのような厚い音は、自分の前方やや離れた位置に置かれた、
まるで一枚の左右に長い帯状のスクリーンから鳴っているよう。

イメージで言うと、一人分の奥行き感はあるって感じなのかな?(笑)

ただ、この自分との距離感というものが、なんとも気持ち良く、
一歩下がったような鳴り方は、モニター機としては貴重な個性に感じ、
リスニング用としても、このモデル独自の個性として充分楽しめる。
長時間のリスニングにも聴き疲れしないでくつろげる理由のひとつだと思う。



絹巻きケーブルや標準プラグは、しっかりとした作り


『くつろぎ:パート2 音調、音色』

おだやかな音調でおとなしめの鳴り方が、どことなく古く懐かしい感じでもある。
なんとなく人肌、という感じの暖かさもあるが、決して暑苦しくは無い。

音のバランスとしては、中域中心のカマボコかな。

必要な帯域に関しては充分フラットに近い状態でカバーしているものの、
最近の高級機のような、超高域や超低域への活き活きとした伸びは無い。
その分、ある程度どんな録音状態の曲に対しても、
まとまりの良い、安定して落ち着いた音バランスを保っている。

抑揚をことさら煽ることもなく、おだやかな表情を持った鳴り方だ。


中域中心の音作りで、オーテク機にしては比較的センターの密度感もあるため、

ボーカルものは確かにイイ!

特に中高域には軽い響きと艶が乗った感じで、弦楽器の響きもなかなか。
管楽器はキツさや鮮やかさは抑えられるが、その分色気がある感じの音。

ただし、個人的にはどちらかというと、ほどほど感が魅力的、という感じ。
暑苦しくもなく、迫ってくるわけでもなく、ふわっとした感じが聴いていて心地良い。
音の鳴らし方は、モニター的でストレートかつクールだが、
その音色には柔らかさや暖かみもある。
高磁力ネオジウムマグネットとは思えないほど、落ち着いた音。
この辺がモニター機でありながら、くつろげる理由その2といった感じ。



ヘッドバンドの長さ調節は、ネジ式アジャスターで確実に固定できる


『くつろぎ:パート3 装着感』

そして、くつろぎのモニターたる第3の理由は、装着感の良さ。

重さは本体250gと程々で、装着の際のバランスも良く、さすが業務機といった感じ。
決して見た目の高級感は無いが、シンプルで好感の持てる作りだ。

ヘッドバンドの長さの調節は、金属バンドをネジで固定するという本格派。

一度自分の頭のサイズに合わせ、微調整して固定してしまえば、
その後、決して長さがズレることもなく、自分専用のサイズのまま安心して使える。

意外にもこんなところが、かなりストレス・フリーだったりする。


天然コラーゲン配合レザーのイヤパッドとヘッドパッドもイイ!

特にイヤパッドの感触は肌触りも良く、最高レベルにソフト。
厚みも充分の中綿が非常に柔らかい事も相まって、

まるで赤ちゃんの肌のようにフニフニ♡(笑)

逆にヘッドパッドの厚みはほとんど無いのだが、
それほど重くはない本体を、ピタっと支えてくれる感じで悪くない。


側圧もズレない程度にはあると思うが、
モニター用ヘッドホンとして考えると、かなり弱い部類。
おそらくフニフニのイヤパッドに圧迫感が吸収されている部分も大きいと思うが、
小顔の人や女性だと、むしろややズレ易い部類になるのかもしれない。



天然コラーゲン配合レザーイヤパッドは極上の肌触り


『くつろぎの余談』

あとは、超個人的な感想を少々。

普段、ちょっと硬めのハッキリクッキリ解像度バリバリ系の音が好きな人にとっては、
こういった、おだやかで、スペック的にも程々の音というのは、
ぱっと聴くと拍子抜けしたり、やや霞がかった感じがする場合があるかもしれない。

あくまで、決して強い実体感を感じられるタイプのモデルではないからだ。

しばらく聴いていても、潜在的な欲求不満が少しずつ降り積もり、
それゆえ、かえって精神的に聴き疲れする場合があったりするかもしれない。

見えそうでクッキリは見えない、掴めそうで掴めない実体感、みたいな・・・(笑)

単に、解像感やFバランス、実体感や迫力といった個別のファクターに注目すると、
どうしても、物足りなさばかりが先行してしまい、
このモデルが持つ、せっかくの個性を楽しめない場合もあるかもしれない。
本来は心地良いはずの緩めの側圧さえも、物足りなさに拍車をかける場合もある。

こう書けばお解りだと思うが、事実、当初の私がそうだった。(笑)

そんな時は、このヘッドホンの持つ「音の距離感」に注目するといいのかもしれない。
この辺はあくまで、リスナーが創り出すイメージの世界であると思うが、
ひとたび、自分なりにこのモデルの音が持っている「位置のイメージ」が掴めると、
その距離感がなんとも心地良く、それから自然とくつろげるようになった気がした。
つまり、あくまで自分なりにだが、この音を「掴めた」わけなのだと思う。


聴き疲れしない音調を求める人に向いていると思うが、

バリバリの高解像度系の音が好きな人、

すでに優秀な高級機を持っている人、

個人的には、むしろそんな人にこそ、ちょっと聴いてみて欲しいモデルだと思う。


自分では全く疲れている自覚さえ無かった人も、

どこかにかかっていた力が抜けて、

何気なくじんわりとくつろげる、そんな時間が持てるかもしれない。 



標準プラグ仕様なので、ポータブル機やミニコンポなどのミニジャック使用時には、
別途変換アダプターが必要





参考資料

audio-technica サイト PRO AUDIO アクセサリー ATH-SX1
http://www.audio-technica.co.jp/proaudio/accessori/head/ath-sx1/ath-sx1.html
(ちなみにケーブル長は1.5mの間違いじゃないかな?ハウジング幅も約8cm?)

フジヤエービック サイト 新品 ヘッドホン
http://www.fujiya-avic.co.jp/d-style/headphone.html

フジヤエービック プロショップ サイト(業務用機器全般)
http://www.fujiya-avic.co.jp/proshop/





追記 2007.02/22

※※本記事がSo-net blogのアクセスランキング8位に入りました※※
http://blog.so-net.ne.jp/





読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。


今回の試聴の際のちょっとした裏話を。

デモ機をお借りした頃、ちょうど仕事が忙しく、
実際の生活面でも気持ちの面でもバタバタしていました。
そんな状況の中、SX1の音を聴いて、
まず「モニター機にしてはおだやかな音だな」と感じました。

ホントはそれがいけなかったのかもしれません・・・

今思うと、私は無意識のうちに、SX1を聴きながら、
どこかでそのおだやかな音に「癒されよう」と思っていたような気がします。

でも、現実は違いました。
SX1をしばらく聴いて楽しんだ後、
どうしても普段聴いているヘッドホンで締めくくって眠りたくなるのです。

私にとっては、たとえ人には聴き疲れする音だったとしても、
自分の聴き慣れた愛用のヘッドホンの音が、何より癒しになっていたのです。

そんな日々が3、4日続き、その後仕事も一段落し、気持ちにも余裕ができたので、
その日はいつもより長湯をした後、久しぶりにテレビを見たりしてくつろぎ、
深夜になってから、SX1を聴いてみました。

音自体はそれまでと同じように聴こえているはずなのに、何かが違いました。

聴いていて、飽きないのです。

忙しかった日々は、しばらく聴いていると、
どうしても愛用のヘッドホンの音が聴きたくなったのに、不思議です。
ずっと早朝まで聴き入ってしまい、その後ぐっすり眠ることができました。
その日以降は、とてもくつろいだ感じでSX1を楽しめました。

記事に書いたように、距離感のイメージが自分なりに掴めたのでしょうが、
逆説的には、飽きなかったから気づいたのかもしれません。

いったいなぜ、その日からだったんでしょう・・・


ようやく私の耳がSX1の音に慣れてきたのか?

実はエージングが進んで、そろそろ気持ちよく鳴り出したのか?

はたまたノイズハーベスターが光らない時間帯だったからなのか?(笑)

それとも、単に私の気持ちに余裕ができたからなのか?


おそらくそれらすべてが当てはまるのかもしれません。

忙しい間に返さなくてよくて、ホント良かったー!!(笑)


SX1に関しても、少しは見解が深まった気もしますが、

何より、音楽ってやっぱり面白いものだと感じました。 


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コメント 28

まめぞう

おお、いかにも業務用の雰囲気ですね。
白い箱といいプラグといい・・・MDR-CD900STを思い出します。^^
実勢価格も近いものがあるみたいだし・・・
天然コラーゲン・・・いいっすね!^^
「くつろぎのモニター」・・・絶妙なためさんのネーミング、メーカーの宣伝コピーにも使えそうですね!d(^○^)
by まめぞう (2007-02-21 14:06) 

moonrabbit

パッドの柔らかさも、音の丸さに影響していそうですね。
個人的には柔らかい音は楽器のモニターにもいいかなと。
あたしゃくつろぎといったらF1・・・d( ̄▽ ̄;)
by moonrabbit (2007-02-21 15:06) 

うぃん

モニター用なら7506にようにクリアネスがあって、実体感がバッチリ感じられるようなモデルが好きですが、そういう僕にもあえて聴いて欲しいようなモデル・・・。
評価は高いので興味はありましたが、よさそうな感じですね。
SE-M870と割と似ている感じでしょうか?

プラグは簡単に分解できるでしょから、ミニプラグに交換するのも楽々ですね。
by うぃん (2007-02-21 17:04) 

ATH-M30を録音時の演奏者用モニターとして持っています。
かなりお安いヘッドフォンですが、その割には安くない、聴き疲れのしない鳴り方をします。その遥か上級機ですね、SX1は(汗)
by (2007-02-21 17:46) 

HIRO

このイヤパッド、SP-K300につけられそうですねd(== )
バンドのがネジ止めな点もいいですね♪今まで全然気が付きませんでした(笑
なんだか最近、フジヤさんでは色々取り扱いが増えてますね。SX1も新顔のようですし^^
by HIRO (2007-02-21 19:22) 

tamegorou

>エルモさん

白箱と言えば、まさにソニーでいうところのCD900STのような扱いですね

音の傾向はだいぶ違う感じです
聴き易さでは、7506以上でしょうね

「癒しのモニター」まで言うと、業務機としてどうかと思いまして、
その一歩手前で・・・(笑)
by tamegorou (2007-02-21 19:48) 

tamegorou

>らびさん

おっしゃる通りだと思います
イヤパッドを変えて、側圧を強めたら、だいぶ音が変わりそうですね

>個人的には柔らかい音は楽器のモニターにもいいかなと。

禿同です
確かに、センターボーカル(つまり声)も良いのですが、
楽器のモニターにも悪くなさそうです

F1は、くつろぎ過ぎて寝てしまいそう・・・( ̄▽ ̄;)
by tamegorou (2007-02-21 19:53) 

tamegorou

>うぃんさん、さすがスルドイ!

やっぱり比較対象にパイが出てきますよねー

うちでは、やはりおだやか系の?SE-900Dとの比較ですが、
低域と高域はパイの方が出ている印象ですね

私にとってはSE-900Dまでぐらいが、聴いていて楽しめる範囲かなーと思っていましたが、今回もうひとまわりおだやかな楽しさを見出せた感じでした(^^
by tamegorou (2007-02-21 19:59) 

tamegorou

>Tad先生

先生やらびさんの方がお詳しいと思いますが、
オーテクのモニター機は比較的安価でも、用途に応じて使い易いモデルが多いみたいですね

SX1も聴き疲れのしない音ですが、きちんとした基本性能も感じます

個人的には7506あたりの音も好きですが、
SX1もリスニングに充分流用できるでしょうね(^^
by tamegorou (2007-02-21 20:03) 

tamegorou

>HIROさん

確かSX1のイヤパッドは部品扱いで買えると思います
サイズが合うモデルなら付け替えもアリでしょうね
音は若干変わるんじゃないかな?
なかなか面白そうですね(^^

フジヤさんはニーズに答えてくれる部分がありますから、
おそらくお客さんの要望があったのかもしれませんね
店頭のモデル数はほどほどですが、なかなか的を射た品揃えだと思います

それと、フジヤはプロショップもありますから、
しっかりした業務用ルートも持っているのでしょうね
by tamegorou (2007-02-21 20:10) 

k

てっきり最近安くなっていたから買ったのかなと思いましたw

SX1はパッドが良いですよね。むしろこのクラスのテクンカの製品はすべてSX1のものにしろ !というか(^^;


プラグが純メッキですが、アンプに挿すとたまに接触不良でジャリジャリいったりしませんか?
by k (2007-02-21 21:46) 

tamegorou

>kさん

とりあえずお借りしました(´∀`)ゞテヘ
真面目に購入を検討しております

SX1のパッドは、A1000と同等の質でしょうね
私はむしろ、なるべく中綿を厚くして欲しい!
特にL3000(笑)

これはデモでお借りしたまだ新しいものですから、今のところはありませんね
私はこれでもプラグはコマメに布で拭くほうですし(^^
by tamegorou (2007-02-21 22:03) 

SHIDA

SX1のイヤパッドは秋葉原ラジオ会館2Fのトモカ電気 プロショップで扱っていました。(昨年の5月に購入、ペアで3000円を少しオーバーしたような記憶が・・・)
私は、アイワの古いヘッドフォン用に購入しました。円形でも楕円形でもない汎用性のあるイヤパッドは貴重です。結構柔軟性があるので多少形が違ってもフィットしてくれます。
by SHIDA (2007-02-21 22:11) 

tamegorou

>SHIDAさん、どうもー

すでに買われていましたか
フニフニで気持ちイイですよね

ゾネにはどうかな?サイズ合うかな?(☆ω☆)キラーン
by tamegorou (2007-02-21 22:36) 

Ryo

こういうシンプルなデザイン、良いですね。
長く使っていても飽きが来ない。
楽器でも自転車でも共通ですね。
by Ryo (2007-02-21 23:01) 

tamegorou

>SWEET16さん

確かに飽きの来ないデザインですね(^^

個人的にはネジ式アジャスターあたりに男の子心をそそられますね
そのくせフニフニって、なんとなくツンデレっぽいモデルですね(^^;
by tamegorou (2007-02-21 23:28) 

牛的人間

楽器のモニターに良さそうですか。いいですね。アパートに越してきてからは、アンプで音が出せないので、エフェクターのアンプシュミレーションでヘッドホンモニターしてますので、そういう用途に良さそうですね。
うう、欲しいもんばっか増えて困ります。
by 牛的人間 (2007-02-21 23:48) 

しゃけ

SX1登場ですね!
個人的に、これは前回のヘッドホンショー(の後の会話)がきっかけで
購入に至ったヘッドホンで、実に思い出深い品だったりします。
(とはいえ購入店はフジヤでなかったり・・・)
「くつろぎの」とはSX1にふさわしい枕詞ですね。
他のヘッドホンではちょっとうるさく感じるようなメロコア系でも、
かなり聴き易くしてくれるので私も重宝しています。

しかしそうか、SX1ってツンデレだったのか(w
by しゃけ (2007-02-22 00:41) 

たぬき

ビバ!
SX-1まんせー!!
写真がかこいいっ!!!


失礼致しました。
これ一番のお気に入りなもので・・・。
好きなモノが褒められると単純に嬉しい子供のたぬきです。

edition9とか使っていても実は未だにこいつが使用時間長いのです。
やはりヴォーカルが強いですねー。
でも、やっぱり「ぱっと聞き良い音」ではないのであまり売れなそう・・・。
長く使ってイイと感じるタイプなので仕方ないのでしょうか?
ともあれ、製造中止にならない事をほんとうに願ってるHPです。
by たぬき (2007-02-22 01:10) 

サダー

物足りなさをくつろげると変換できるあたりはさすがです。
おっとな~でございます。


ギターサウンドでも結局エッジーやへヴィーアンドダークネスがないとどうも弾いた気がしない私はまだまだひよっこだなぁと・・・・。
by サダー (2007-02-22 01:17) 

tamegorou

>牛的人間さん

確かに楽器のモニターにはいいかもです
音的にもそうですが、最大許容入力2,000mWありますし

高級ヘッドホンなどの場合は、できればエレキ系の楽器の機材直では使わないほうがいいと思っています
瞬間的な負荷とか、いろいろな面で楽器系の機材には不安定な部分が多く、ヘッドホンにはある程度のタフさが要求されると思います

そんな場合SX1なら、楽器のモニター用に、リスニング用にどちらでも安心して使えそうですね(^^

ただ、牛的人間さんはもう少しどっしりした音のほうがお好みなのかもしれません
by tamegorou (2007-02-22 04:23) 

tamegorou

>しゃけさん

どもども、私の感想はあくまで試聴の域を越えてませんので大目にみてくださいね(^^;

始めは好みではないかな?と思っていたのですが、
これがなかなか!
もちろん元気な音楽をデカめの音量で聴くのもアリですが、
個人的にはやや小さめの音量で、特にジャンルは選ばず聴いている時が、とても気持ちよかったですね(^^

そう、SX1はツンデレ(笑)
ガッチリしたアジャスターなのにフニフニのイヤパッド・・・
無骨なモニター機的デザインなのに聴き易い音色・・・
こころうらーはらー♪、みたいな・・・(笑)
by tamegorou (2007-02-22 04:33) 

tamegorou

>たぬきさん

写真気に入ってくださってちょっとホっとしました(^o^
相変わらず、どうも黒っぽいのが巧く撮れなくて・・・

>長く使ってイイと感じるタイプなので仕方ないのでしょうか?

今回ある程度じっくり試聴させていただきましたが、
ホント思ったより、そういう傾向の強いヘッドホンですね
ようやくこのモデルの魅力の入り口に来てるといった感じです
引き続きずっと借りていたいです・・(って買えよ!w)
by tamegorou (2007-02-22 04:42) 

tamegorou

>サダーさん

確かに脳内変換には違いないかもしれないのですが、
自分にとっての具体的な価値を見出す、みたいな感じでしょうか

たとえば料理でも、普段、味や色の濃い料理が大好きで、その濃さとかインパクトみたいなものに慣れていると、たまに薄味の料理を食べた時、頭ではどんなに「上品だから」とか「やさしい味なんだ」と思い込もうとしても、どうしてもホントの満足感は得られないような気がします

ところが、実際に「あ、昆布ダシの味がする」とか「野菜自体の味は美味いな」とか、具体的に自分が納得できる魅力を発見すると、濃さやインパクトといった価値とは別な価値が見出せて、より心から満足できる、みたいな感じかな・・・

もちろん、普段の自分の好みを反省するとか、好みを改めるっていうようなことでは無くて、楽しみが広がったと思えれば、それでいいのだと思ったりします

その後、自分が薄味志向になっていくかどうかは、自然にまかせればいいのでしょうし(^^
by tamegorou (2007-02-22 05:30) 

Chris

オーテクらしからぬデザインですね。
やはり業務用を意識してるからなのかしら。

モニター用ヘッドフォンは持ったことないんですが、
これは興味ありますねー。
ある日を境に印象が変わるというのは私も結構あったりします。
あれこいつこんな感じだっけ?っとその日違った印象になったり。
だからこの世界はやめられないのかなー('∇')
by Chris (2007-02-22 18:46) 

tamegorou

>Chrisさん

私はオーテクのモニターってあんまり詳しくないのですが、
確かどれもこんな感じだったような気もします(^^;

確かにオーテクのいわゆるコンシューマー向けのヘッドホンのイメージではありませんよね
そっちのラインは、どれもとても流麗なイメージがあります

バリバリの高解像感とか、上から下までダイナミックに鳴らしきる、
みたいな音じゃないのですが、耳に優しい音色で、音楽的なモニターという気がしますね
ただし、音場感自体は、オーテクらしいかな?(笑)

>ある日を境に印象が変わる

使い始めの場合、だいたいエージングのせいかな、と思いますが、
聴くのは人間ですから、体調や心境も影響あるのでしょうね

そういう意味で、やはり音楽は生き物だと思いますね(^^
by tamegorou (2007-02-22 20:34) 

モッズパンツ

くつろぎのヘッドホン良いですねー。 (^ω^)b

アクセスランキング8位おめでとうございます。 (´∀`)ノ
 
(^ー^)ノシ
by モッズパンツ (2007-02-26 00:09) 

tamegorou

>モッズパンツさん

見た目は、一見ガチガチのスタジオ用モニターという感じなのですが、
実はとってもおだやかで聴き疲れしない音のヘッドホンだと思います
装着感の良さも、くつろぎを感じさせてくれます(^^

お祝いのお言葉、ありがとうですー!(^o^)ノ
順位はさておき、より多くの方々に読んでいただけることは、
ブロガーとして、やっぱり嬉しいことですね
素直に、張り合いみたいなものを感じますよね(^^
by tamegorou (2007-02-26 00:25) 

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